どうも、サギョウ先生です! 今回は「電気刺激をどう選べばいいのか」をシンプルに解説します。

まず電気刺激は大きく2つに分かれます。
1つは「筋肉や感覚を引き出すために使う(TES)」、もう1つは「動作の中で使う(FES)」です。
簡単にいうと、電気刺激を治療目的(治すため)に使う場合は「TES」、装具のように動作を代行する(機能を補う)ために使う場合は「FES」といいます!

次に大事なのは、患者さんの状態に合わせることです。
・重度→ 電気刺激で筋肉を動かし、「動きのきっかけ」や「筋萎縮予防」を図る・中等度 → 自分の動き+電気刺激で「正しい動き」を学習する
・軽度 → 実際の動作の中で使い、さらに質の高い動きを目指す
また、電気刺激は単独で使うよりも、課題指向型練習との併用も推奨されていて、リーチや把持などの練習と一緒に使うことが大切です。その方が、実際の生活に近い形で学習できます。
つまり電気刺激は、「どの機械を使うか」よりも、「今この人にどうなってもらいたいのか」で選ぶことが重要です。
次回は、上肢の運動を引き出す電気刺激の考え方について整理していきます。
今回の内容はほんの一部です。詳しくはInstagramやnote、そして一次情報もぜひ確認してみてください。公式LINEでは質問受付中です!
参考文献
網本 和・菅原憲一:標準理学療法学 専門分野 物理療法学.株式会社 医学書院,2020. 高橋忠志・栗田慎也:脳卒中リハビリテーション治療・支援のFirst STEP 初めての臨床からわかる・できるステップガイド.第1版.株式会社メジカルビュー社,2023.

図はRe:Gakusyaが参考文献をもとに作成したものです。
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