No16. 上肢リハビリにおける運動イメージの考え方

どうも、サギョウ先生です!

今回はトップダウンアプローチの代表例である「運動イメージ」について整理していきます。

運動イメージは、エビデンスのある補助的アプローチの一つです。急性期〜慢性期まで幅広く適応可能で、他の介入と組み合わせて用いられることが多いのが特徴です。

代表的な方法の一つがミラーセラピーです。
視覚情報を利用して「動いている感覚」を引き出すことで、運動イメージを促通します。

特に随意運動がみられない重症例でも実施可能であり、比較的導入しやすい一方で、集中力や環境設定が重要になります。

もう一つがメンタルプラクティスです。
これは、実際の運動を行わずに、頭の中で動作を繰り返しリハーサルする方法です。

運動イメージだけでも脳の運動関連領域が活動するため、上肢リハの補助として有効とされています。 ただし、イメージの鮮明さには個人差があり、うまく想起できない場合は効果が得られにくい点には注意が必要です。

上肢リハでは、「動かす」だけでなく「どう動かすかをイメージする」ことも重要な介入になります。

実動作が難しい段階でも関わることができるのが運動イメージの強みです。状態や理解度に応じて適切に取り入れていきましょう!

次回は、ガイドラインでも推奨されている「電気刺激療法」について解説していきます。

今回の内容はほんの一部です。詳しくはInstagramやnote、そして一次情報もぜひ確認してみてください。公式LINEでは質問受付中です!

参考文献
Hatem SM, et al: Rehabilitation of motor function after stroke : a multiple systematic review focused on techniques to stimulate upper extremity recovery Front Hum Neurosci 10 : 442,2016.
平山尚吾、井上優、他:脳卒 中片麻痺患者 の 手指運動機 能障害 に対 す る ミ ラ ー セ ラ ピ ー の 効 果.理学療法学39(5):330−337、2012.

図はRe:Gakusyaが参考文献をもとに作成したものです。

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