3章:感覚「姿勢制御に関わる3つの感覚とは?」

認定理学療法士(脳卒中)のダイリハです。

ここでは学生から新人セラピストを対象に「いまさら聞けない姿勢制御」と題して、姿勢制御について簡単にわかりやすく解説しています。

今回から第3章に入ります。テーマは「姿勢制御に関わる3つの感覚とは?」です。

第1章、第2章を通して、「姿勢を安定させること」や「真っ直ぐの定位を作ること」の重要性をお話ししてきました。

でも、そもそも脳はどうやって「今の自分の姿勢」を把握しているのでしょうか?

脳が筋肉に「踏ん張れ!」と命令(出力)を出すためには、その前に「今、身体がどうなっているか?」という情報(入力)が必要です。

その情報を脳に届ける重要なセンサーが、以下の3つの感覚です。

1.視覚(目で周りの環境や水平を見る)

2.体性感覚(足の裏で床を感じたり、関節の曲がり具合を感じる)

3.前庭感覚(耳の奥で重力や頭の動きを感じる)

姿勢制御というと、どうしても筋力や運動麻痺といった「出力」ばかりに目が行きがちですよね。正直、僕も新人の頃は「力が入っていないから倒れるんだ」とばかり思っていました。

でも実は、この3つのセンサーのどれかがエラーを起こしていたり、脳が情報をうまく処理できていなかったりする「入力」の問題でバランスを崩している患者さんは非常に多いんです。

いくら立派な大砲(筋肉)があっても、レーダー(感覚)が壊れていては正しい姿勢という的は狙えませんよね。

次回は「視覚はバランスにどうかかわるのか?」というタイトルで、この3つのセンサーの1つ目について詳しく書いていきます。

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